★路線バスのみで会社から家まで帰る
短期間でできるものとして、こんなネタを思いついてしまいました。
今回は普通に仕事を終えてから、1日で会社から家まで完走しています。
実践日:2009年4月28日(火)
第1バス  **** 18:24 → 18:40 八王子駅北口  京王バス 日50
       運賃200円  ここまでの通算運賃200円
2-3.期間限定スペシャル企画
都合によりスタートバス停名は秘密とさせていただきます。会社名がほぼ特定できてしまいますので。
あとの接続やゴール時刻から逆算して、18時半ごろに会社を出ればよく、都合のいい日を狙っていました。
まずは京王バスの八王子駅行きで出発、ここから路線バスだけで直線距離でおよそ40km先の自宅を目指す。

この路線は、時間帯によってはバスも道路もものすごく混む。特に雨が降ったら最悪で、積み残しが出ることも
めずらしくない。この日はそこまで混んではいなかったが、京王八王子駅手前では、乗客は約40人で、
かなりの立ち客が出ていた。国道20号線には、一部区間でバスレーンがあるものの、全くといっていいほど
守られていない。大和田橋の橋の上で少し混んだものの、まずまず順調に走ってくれた。
第2バス  八王子駅北口 19:09 → 19:39 橋本駅北口  神奈中バス 八72
       運賃340円  ここまでの通算運賃540円
次に乗るのは、八王子発橋本行きの神奈中バス。町田以外の
東京都内に神奈中バスが乗り入れるのもめずらしい。
八王子では、神奈中バスはなんだか肩身が狭い。
バス乗り場は5番であることを確認後、乗り場付近でバスを待つ。

しかし、待っても待っても、黄色いバスはやってこない。
始発なのに直前入線か、と思っても、発車時刻を過ぎても
バスはやってこない。橋本での乗り継ぎ時間もそんなに余裕は
ないので、かなりあせる。
発車時間を少し過ぎてから、ようやくバスが現れた。しかも乗客が乗っているぞ、どうやら折り返しとなる下りが
遅れているようだ。なんだかいやな予感。
バス停で待っていた乗客が乗り込む、と思いきや、乗り込んだのはわずかに3人。乗車が始まったのに
行き先表示が「八王子駅北口」のままだったので、八王子駅でのバスの撮影はあきらめて車内へ。
どうやら下りは踏み切り渋滞によって遅れたらしい。結局4分遅れて出発。
この路線に乗るのは、実は路線バス乗り継ぎたび以来だったりする。
中央線の踏み切りは、ロスタイムなく通過。整理券が出る区間に入ると、前乗りに変わる。
そういえば、神奈中バスは、整理券なしの区間から乗る場合には、中乗りになり、カードも通せない。
途中で乗り降りする大学生や中学生も見られ、この路線は片輸送ではなさそうだ。

八王子市から細長い町田市、そしてすぐに相模原市に入る。およそ5〜8人ぐらいで推移して、
八王子駅からちょうど30分で橋本駅に着いた。ほぼ所定の所要時間で走ってこれてよかった。
左前の、いわゆるヲタ席に座っていた人も、始発から終点まで乗り落としてしまった。まさか私と
同じことを考えているわけではないだろうな。橋本駅でバスを降りたときに、バスの写真が撮れた。
第3バス  橋本駅南口 19:50 → 20:15 上溝  神奈中バス 橋34
       運賃280円  ここまでの通算運賃820円
橋本からは何ルートかあるようだが、もう夜ですし、最短と思われる
ルートをとることにする。北口であたりを探し回るが、上溝行きの
乗り場がみつからない!。こりゃ南口発なのかな。

バス検索総合案内を見ても、操作方法がよくわからない。
南口に行き、ずいぶんと歩き回って、ようやく上溝行きのバス乗り場を
みつけた。
橋本駅を何年も使っているのに、バス乗り場にはいきませんからね。

左のバス総合案内システムの写真を撮るのが、人通りが多いところで、
実はかなり大変でした。
上溝行きはおよそ毎時1本、19時台だけ毎時2本走っている。さきほどのバスは、学生が多かったが、このバスは
会社帰りの人が多い。橋本駅を18人乗って発車、これくらい乗っているのならば、常時毎時2本でもいいかも。
橋本駅周辺は路上駐車が多く、すり抜けるのも大変そう。
わずかな区間、国道16号線を走る、かつてはこのあたりは1車線だったが、今ではショッピングセンターなどもできて、
2車線に拡幅された。右折して細い道に入る。
橋本から上溝というと、相模線ではわずか2駅6分しかかからない。なのに、なかなか着かない。あとどれくらいで
着くのかの検討もつかないので、次のバスに間に合わなかったらどうしようとあせる。
大沢団地付近からようやく降車が目立つようになる、鉄道の駅から離れているようだ。
結局途中で私1人になる、それでもまだ運賃は上がり続ける、いったいあと何分かかるのだろうか。
そして実に25分もかかって、ようやく上溝に着いた。上溝駅ではなく、上溝という名前のバス停なので、
上溝の中心街である上溝本町のあたりにあるもんだと思っていたのに、駅前だった。
だったらバス停名を上溝駅にすればいいのに、なんて思う。
第4バス  上溝 20:32 → 20:49 原当麻駅  神奈中バス 大15
       運賃240円  ここまでの通算運賃1060円
上溝にはなんと降車場というバス停に番号がついている。近くに5番降車場もありました。
さすがに到着時刻表は書いていませんでした。
上溝では約15分待ち、そういえば線路が高架に変わった(?)のか、駅の雰囲気も、以前とずいぶんと
変わったようで、バス乗り場なんかもだいぶ変わったんだろうか。
待ち時間に、コンビニでいかにも甘そうなお菓子を買って、食べてしまいました。
さきほど乗ってきたバスが折り返し橋本行きとなるようで、そのバスが発車後に、相模大野行きが入線してきた。
上溝発原当麻経由相模大野行きって、なんだかずいぶんすごいルートのように感じてしまう。
この路線も朝以外はほぼ毎時1本、しかし今度は乗客はわずか2人しかいない。時間的に反対方向のほうが
乗客は多そうだ。上溝の中心街までは、さきほど来た道を戻る。
それにしてもバス停の間隔が短い、上溝の中心街で1人乗車しただけで、あとは乗り降りもなくどんどん
通過していく。亀が池八幡宮前などにも止まらない。七曲り下というバス停で、時間調整で少々停車した。
運賃が170円から上がらない。運賃表にも170の文字が5つ並んだ。確か3kmまで170円だったはずで、
相当数のバス停を過ぎているのに、まだ3kmも走っていないのか、それとも特例があって170円のままなのか。
そう思ったところでようやく運賃が上がり始めた。
少し広いところに出ると、右に左にといくつもの角を曲り、どちらに進んでいるのか全くわからない状態。
電信柱に書かれている地名は「下溝」。おや、下溝って原当麻よりも南にある駅名だったよな。この路線も
だいぶ遠回りするのか、そう思ったらsanwaが見えてきて、すぐに原当麻駅に着いた。
第5バス  原当麻駅 21:00 → 21:34 厚木バスセンター  神奈中バス 厚79
       運賃440円  ここまでの通算運賃1500円
バス車内でこんな広告を見つけてしまいました。
暗くてみずらくてすいません。
自転車をバスに詰めるらしいです。でもバス1台あたり自転車は
2台までなのかな。
この状態だと、雨がふったら自転車もぬれてしまいます。
あ、雨ならば自転車に乗ってバス停にくるわけないか。

そういえば、神奈中バスの運転士さん、みなさんマスクをして
いますね。
ここまではちょこちょこと乗り継いできたが、ここで原当麻から厚木まで一気に乗る。この路線はダイヤがかなり
ランダムで、この21時発が最終バス。1本前の19:50には乗れないので、このバスに合わせて八王子を出てきた。
わずか4人を乗せて発車、左前の席はすでに取られていた。今度はバス停の間隔がものすごく長い。
昭和橋という橋で相模川を越えると、厚木市に入る。
どうやら国道129号線の旧道を走っているようで、とてもすいている。この道路が40km制限?まず守っている
車はほとんどいないようだ。しばらくすると129号に合流し、2車線となり、見慣れた景色の中を南下する。
交通量が非常に多く、一度バス停に停車すると、なかなか発車できない。とうとう途中で私1人になって
しまった。反対車線を走るバスは、それなりに乗っている。
金田陸橋が近づくと、右車線が混んでくるのは予想通り。ここの交差点もなんとかしないと、渋滞はなかなか
解消されそうにない。バスは旧道に向かうので、すいている左車線をすいすいと走る。旧道に入り、急に
道が狭くなる。川を連続して2本渡ると、厚木の中心街へと入る。原当麻から厚木まで、思ったよりも時間が
かからなかった。でも最後にバスセンターが見えてからの信号が異常に短く、1つ手前で降りて歩いたほうが
早かったみたい。
厚木バスセンターで見た面白いものを紹介。
なんと1-2番線というのが存在するのだ。しかも1が黒字で2が白地って、そこまでこだわらなくてもいいのに。
素直に13番14番にできない理由でもあるんだろうか。
鉄道の駅でも、枝番のついた番線は見たことがないです。京葉2番、山3番、0A番なんかは存在する、
またはかつて存在したんですけどね。
第6バス  本厚木駅南口 21:47 → 22:27 平塚駅北口  神奈中バス 平53
       運賃490円  ここまでの通算運賃1990円
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本厚木からはさらに南下、平塚駅行きに乗る。この路線は本数が非常に多く、朝は毎時12本、日中でも
毎時4本程度走っている。朝ラッシュ時には急行(新道経由のことか?)もあるようだ。なんとこんな時間でも
乗客35人、かなりの立ち客を出して本厚木駅を発車、しばらくは細い道を通る。国道129号線の旧道のようだ。
22時を過ぎて、戸田を過ぎても立ち客は消えない。なんと25人乗った状態で、厚木市から平塚市へと入った。
平塚市民のうち、本厚木駅を利用して通勤している人は、そんなに多いんだろうか。
いつのまにか新幹線をくぐり、寄木神社前付近からようやく少しづつ降り始めた。ちょうどこのあたりが本厚木と
平塚の中間付近。田村十字路付近は国道129号の新道は、とにかく信号が多く、車で通っても相当かったるい
区間。この付近の旧道129号線は、道は細いながらも信号はほとんどなく、夜はかえってこっちを通ったほうが
早いのかもしれない。そのためか、平塚市内に入ってから、駅まであっという間に感じた。
全区間乗りとおした人は10人ぐらいはいただろう、本厚木〜平塚だと、電車よりも早いですから。
第7バス(最終)  平塚駅北口 22:53 → 23:01 化粧坂  神奈中バス 二46
       運賃190円  最終通算運賃2180円
ここまで気持ち悪いぐらいに接続がよかったが、平塚駅で30分近い待ちになってしまった。それもそのはず、
この路線は22時台には1本しかなく、これが最終となる。ちょうど東海道線下りが20分以上あいている穴に
バスが設定されていて、大磯に行くならば、バスのほうが早いですよ、ということなのか。いや、東海道線が
ほぼ今のダイヤになるずっと前から、22時台に1本しかないのは変わっていない。昼間は毎時2本、夕方は
4本ぐらい走っている。
さすがにこの路線はあきるぐらいに乗っている。
この日は平塚駅を15人も乗って発車、いつになく多い感じ。
うちの地元の会話もいくつか聞こえてくる。
平塚市内は商店街を抜けるといちおう2車線になっているが、1車線は
ほとんど駐車場となっている。

平塚市内では1人しか降りない、ということは乗客の大部分は
大磯町民なのか。1つ手前の花水でけっこう降りた。
そして定刻で化粧坂到着、私とあと2人が下車した。
あとは歩いて2分程度で家に着きました。
ご覧のように会社から家まで路線バスのみで帰る、無事に行程どおりに成功しました。
乗車本数 7本  運賃合計 2180円
ちなみに電車だと  会社最寄(北八王子)→自宅最寄(大磯)  運賃 950円 
なので、2倍ちょっとかかったことになります。
また何か面白いネタを見つけたら、実践してみたいと思います。
最後まで読んでいただいた方、本当にどうもありがとうございました。
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